社内マニュアルを動画化してeラーニング化する方法とは?

「紙の手順書やPDFを読まない」「研修担当が毎回説明に追われる」——そんな課題を解決するのが、社内マニュアルの動画化とLMS(学習管理システム)への搭載です。ここでは、買い切り型LMSを活用しながらマニュアルを動画教材へ変換する手順と、運用を成功させるコツを紹介します。


1 動画化するメリット

項目効果
視覚・聴覚で理解作業手順を実演でき、理解度が上がる
学習時間の短縮要点を絞った5〜10分動画で効率化
更新が容易手順変更があっても撮り直し部分のみ編集すればOK
評価可能LMSで視聴率と理解度テストを自動集計

2 動画化までの5ステップ

  1. 対象マニュアルの棚卸し
    ・更新頻度が高いもの、習熟度にばらつきがあるものから優先
  2. シナリオ・台本作成
    ・作業工程を箇条書きで洗い出し、1ステップ1カットを基本に構成
  3. 撮影・録画
    • 実作業をスマートフォンで撮影
    • PC操作は画面収録ソフト(OBS Studioなど)を利用
  4. 編集と字幕追加
    • 不要部分のカット、テロップ・図解・BGMを挿入
    • 音声説明が難しい場合はナレーション後付けでも可
  5. LMSへの登録とテスト設定
    • 買い切りLMSに動画ファイルをアップロード
    • 理解度チェック用クイズを数問追加し、自動採点を有効化

3 制作ツールと推奨フォーマット

用途無料・低価格ツール出力設定
画面収録OBS Studio、ShareXmp4 1080p / 30fps
動画編集DaVinci Resolve、CapCutmp4 H.264
字幕作成Vrew、YouTube自動字幕SRTまたは焼き込み

4 運用を軌道に乗せるポイント

  • 動画1本は5〜10分に収める
  • 手順変更があれば動画タイトルにバージョン表記を付ける
  • LMSの受講データを月次でCSV出力し、習熟度が低い部署にフォロー研修を実施
  • 動画末尾にアンケートを設置し、視聴者の疑問点を収集

5 買い切りLMSを使う利点

  • 動画容量の追加費用がかからない
  • 社外公開しないクローズド環境でもストリーミング配信が可能
  • 社員数が増えてもライセンスコストが固定
  • テスト・アンケート・進捗レポートを自社仕様にカスタマイズできる

まとめ

社内マニュアルの動画化は、学習効率と情報共有スピードを大幅に向上させます。買い切り型LMSなら月額課金を気にせず大量の動画を運用できるため、中長期的に見てコストメリットも抜群です。

カイキリEラーニング合同会社では、動画制作テンプレートの提供からLMS構築、運用サポートまでワンストップで対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

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